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月別アーカイブ: 2025年3月

Tnorのよもやま話~第8回~

皆さんこんにちは!

株式会社Tnor、更新担当です。

 

さて

~風水力機器のメンテナンス~

ということで、風水力機器の洗浄の重要性、メンテナンス時期の判断基準、洗浄方法、長持ちさせるための管理ポイント について詳しく解説します♪

 

風水力機器(ファン・ブロワー・ポンプ・タービン・コンプレッサーなど)は、工場や発電所、化学プラントなどで流体(空気・ガス・水など)の移送や制御を行う重要な設備 です。これらの機器が汚れたり、内部にスケールや異物が蓄積すると、性能の低下・エネルギー消費の増加・機器の寿命短縮 につながるため、定期的な洗浄とメンテナンスが欠かせません。

しかし、風水力機器のメンテナンス時期はどのように決めればよいのか?
清掃や部品交換のタイミングを適切に設定しないと、設備の効率が下がり、最悪の場合、故障や事故につながる可能性 もあります。


1. なぜ風水力機器の洗浄が重要なのか?

風水力機器は、稼働することで空気や液体とともに微細なゴミや異物も取り込むため、内部に汚れが蓄積しやすい です。この汚れが放置されると、以下のような問題が発生します。

① 機器の性能低下

  • ブロワーやファンに汚れが付着すると、風量や圧力が低下し、エネルギー効率が悪化 する。
  • ポンプ内部にスケールが溜まると、流量が減少し、設備全体の稼働効率が落ちる

② エネルギー消費の増加(運用コストの上昇)

  • 汚れた状態のまま稼働させると、機器が余分な負荷を受け、電力消費が増加 する。
  • 特に工場や発電所では、風水力機器の電力消費が全体の30%以上を占めることがあり、効率低下は経済的損失につながる

③ 機器の寿命短縮・故障リスクの増大

  • ファンやブロワーの羽根に汚れが蓄積すると、不均衡が生じ、振動や騒音が増加し、軸受(ベアリング)やモーターの寿命が短くなる
  • ポンプのインペラー(羽根車)がスケールや異物で詰まると、キャビテーション(気泡の発生)を引き起こし、ポンプの損傷につながる

2. 風水力機器洗浄のメンテナンス時期を決定する要因

風水力機器の洗浄メンテナンスの時期は、設備の使用状況・環境・異常の有無 によって異なります。以下の要因をもとに、適切な洗浄スケジュールを設定することが重要です。


① 使用頻度と運転時間

  • 24時間稼働の機器(工場・発電所・化学プラントなど)
     ➡ 1~3ヶ月ごとに洗浄・点検(汚れの蓄積が早いため)
  • 断続的な運用の機器(季節稼働の冷却装置など)
     ➡ 半年~1年ごとに洗浄・点検

② 設置環境(汚れの発生しやすさ)

粉塵や油煙が多い環境(製鉄所・食品工場・セメント工場)
 ➡ 1ヶ月ごとに洗浄・点検(ブロワー・フィルター・ダクトの清掃が必要)
清潔な環境(クリーンルーム・精密機器工場)
 ➡ 3~6ヶ月ごとに洗浄(フィルター交換が主)


③ エネルギー消費・性能の変化

風量・圧力・流量の低下が見られた場合
 ➡ 即時洗浄を実施(エネルギー効率が悪化する前に対処)
モーター電流値が上昇した場合
 ➡ 異常負荷がかかっている可能性があり、洗浄+点検を実施


④ 振動・騒音の増加

ファン・ブロワーの振動が大きくなった場合
 ➡ 羽根のバランスが崩れている可能性があり、洗浄+バランス調整を実施
ポンプ・コンプレッサーから異音が発生した場合
 ➡ 内部部品の摩耗やスケール詰まりの可能性があり、分解洗浄を検討


3. 風水力機器の具体的な洗浄方法

① ブロワー・ファンの洗浄

エアブロー(圧縮空気による清掃)
ドライアイスブラスト(油汚れ・粉塵の除去)
アルカリ洗浄(頑固な油汚れを分解)


② ポンプの洗浄

化学洗浄(スケール・サビの除去)
超音波洗浄(微細な汚れの除去)
高圧水洗浄(配管内の異物除去)


③ コンプレッサー・タービンの洗浄

溶剤洗浄(油分・炭化物の除去)
熱交換器洗浄(スケール・異物詰まり対策)
オイルフィルター交換(異物混入を防止)


4. 風水力機器を長持ちさせるための管理ポイント

定期的なメンテナンス計画を策定し、予防保全を実施
エネルギー消費量をモニタリングし、異常時に迅速対応
振動・騒音データを記録し、傾向分析を行う
適切な洗浄方法を選定し、設備の寿命を延ばす
フィルター・パッキン・オイルの交換を計画的に実施


5. まとめ:適切な洗浄とメンテナンスで風水力機器の寿命を延ばそう!

風水力機器の洗浄とメンテナンスを適切に実施することで、性能の維持・エネルギー効率の向上・機器寿命の延長 を実現できます。

汚れの発生しやすい環境では、1~3ヶ月ごとに清掃・点検を実施
風量・圧力・振動の変化があれば、即時洗浄を行う
適切な洗浄方法を選び、機器の損傷を防ぐ

定期的な洗浄と管理を徹底し、設備の安定稼働とコスト削減を両立させましょう!

 

お問い合わせはお気軽に♪

Tnorのよもやま話~第7回~

皆さんこんにちは!

株式会社Tnor、更新担当です。

 

さて

~半導体のメンテナンス~

ということで、半導体洗浄の重要性、適切なメンテナンス時期の判断基準、洗浄装置のメンテナンス方法について深く解説 していきます♪

 

半導体製造において、「洗浄」は極めて重要なプロセスの一つです。半導体チップの微細化・高性能化が進む中、ナノレベルの汚染もデバイスの歩留まりや性能に影響を与えるため、適切な洗浄と定期的なメンテナンスが欠かせません

しかし、どのタイミングで洗浄を行うべきなのか? メンテナンスの間隔を適切に設定しなければ、洗浄不良による歩留まりの低下や装置の劣化による生産効率の低下を招く可能性 があります。


1. 半導体洗浄の重要性とは?

半導体製造プロセスでは、シリコンウエハー上に微細な回路を形成する工程 があり、その際に極小の汚れや微粒子(パーティクル)があると、デバイスの性能が低下し、不良品が増加する 可能性があります。

洗浄工程が重要視される理由
微細なパーティクルを除去し、デバイスの品質を確保する
有機汚染(レジスト残渣など)や金属汚染(イオン汚染)を防ぐ
エッチング後の副生成物や酸化膜を適切に除去する
歩留まりを向上させ、生産コストを削減する

近年の半導体製造では、プロセスごとに10回以上の洗浄が行われることも珍しくなく、適切なメンテナンスが製造歩留まりやコスト削減に直結 しています。


2. 半導体洗浄のメンテナンス時期を決定する要因

半導体洗浄のメンテナンス時期は、以下の要因によって決まります。

① 使用頻度(生産量)による設定

大量生産のラインでは、洗浄装置の稼働時間が長くなるため、メンテナンス間隔を短縮する必要がある
連続稼働のライン(24時間操業)1週間~1ヶ月ごとにメンテナンス
低稼働ライン(断続的な運用)3ヶ月~半年ごとにメンテナンス


② 洗浄液の劣化・交換周期

半導体洗浄では、硫酸・フッ酸・アンモニア水・過酸化水素などの薬液を使用 しますが、これらの洗浄液は時間の経過とともに劣化し、洗浄効果が低下する ため、適切な交換周期が必要です。

酸性洗浄液(硫酸・フッ酸)1週間~1ヶ月ごとに交換
アルカリ性洗浄液(アンモニア水)数日~1週間ごとに交換
超純水(DIウォーター)リアルタイムで管理し、フィルターの定期交換が必要


③ 洗浄装置の部品摩耗・劣化

洗浄装置のノズル・フィルター・ポンプ・バルブなどの部品は、長期間の使用で摩耗や目詰まりが発生し、洗浄性能が低下 するため、定期交換が必要です。

フィルター交換1~3ヶ月ごと(汚染物質の蓄積状況に応じて)
ノズル交換6ヶ月~1年ごと(噴射パターンが劣化するため)
ポンプ・バルブ点検1年ごと(流量や圧力低下をチェック)


④ 目視検査・測定データによる判断

洗浄後のウエハーのパーティクル数が増加したフィルター交換や装置内部のクリーニングが必要
水質測定(TOC・導電率)の異常値超純水システムのメンテナンスが必要
装置の異音や振動が増加ポンプ・バルブの交換が必要


3. 半導体洗浄装置の具体的なメンテナンス方法

① 日常点検(毎日・毎週実施)

洗浄液の濃度・pHチェック(リアルタイム監視システムを活用)
装置内部の汚れ・目詰まり確認
ノズルの噴射パターンが適正かチェック


② 定期点検(1ヶ月~3ヶ月ごと)

フィルターの交換(活性炭フィルター・HEPAフィルター・イオン交換フィルター)
配管・バルブのリークチェック(化学薬品の漏れ対策)
ポンプの流量測定・圧力チェック


③ 半年~1年ごとのオーバーホール

ノズル・タンク・配管の完全洗浄
ポンプやモーターの分解・グリスアップ
洗浄槽の内壁コーティング(耐薬品性を維持)


4. 半導体洗浄のメンテナンス時期を適切に管理するポイント

① 洗浄装置のデータログを活用

装置の運転データ(洗浄時間・温度・薬液濃度・流量)を記録し、異常があれば早期にメンテナンスを実施


② 予防保全の導入(故障前に交換)

部品が故障してから交換する「事後保全」ではなく、定期的に計画的なメンテナンスを実施 することで、ダウンタイムを最小限に抑える


③ 自動監視システムの導入

IoT技術を活用し、洗浄装置の状態をリアルタイム監視することで、異常を早期に検知 し、必要なメンテナンスを適切なタイミングで実施できる。


5. まとめ:適切なメンテナンスで半導体洗浄の精度と生産性を向上させよう!

半導体洗浄のメンテナンスを適切に行うことで、洗浄性能を維持し、製造ラインの安定稼働を実現 できます。

洗浄装置のメンテナンスは、使用頻度・洗浄液の劣化・部品摩耗を基準に実施
フィルターやノズル、ポンプなどの部品を定期的に交換し、装置の寿命を延ばす
予防保全やIoT監視を導入し、ダウンタイムを最小限に抑える

適切なメンテナンスを実施し、半導体製造の品質向上と生産効率の最大化を目指しましょう!

 

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