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Tnorのよもやま話~第8回~

皆さんこんにちは!

株式会社Tnor、更新担当です。

 

さて

~風水力機器のメンテナンス~

ということで、風水力機器の洗浄の重要性、メンテナンス時期の判断基準、洗浄方法、長持ちさせるための管理ポイント について詳しく解説します♪

 

風水力機器(ファン・ブロワー・ポンプ・タービン・コンプレッサーなど)は、工場や発電所、化学プラントなどで流体(空気・ガス・水など)の移送や制御を行う重要な設備 です。これらの機器が汚れたり、内部にスケールや異物が蓄積すると、性能の低下・エネルギー消費の増加・機器の寿命短縮 につながるため、定期的な洗浄とメンテナンスが欠かせません。

しかし、風水力機器のメンテナンス時期はどのように決めればよいのか?
清掃や部品交換のタイミングを適切に設定しないと、設備の効率が下がり、最悪の場合、故障や事故につながる可能性 もあります。


1. なぜ風水力機器の洗浄が重要なのか?

風水力機器は、稼働することで空気や液体とともに微細なゴミや異物も取り込むため、内部に汚れが蓄積しやすい です。この汚れが放置されると、以下のような問題が発生します。

① 機器の性能低下

  • ブロワーやファンに汚れが付着すると、風量や圧力が低下し、エネルギー効率が悪化 する。
  • ポンプ内部にスケールが溜まると、流量が減少し、設備全体の稼働効率が落ちる

② エネルギー消費の増加(運用コストの上昇)

  • 汚れた状態のまま稼働させると、機器が余分な負荷を受け、電力消費が増加 する。
  • 特に工場や発電所では、風水力機器の電力消費が全体の30%以上を占めることがあり、効率低下は経済的損失につながる

③ 機器の寿命短縮・故障リスクの増大

  • ファンやブロワーの羽根に汚れが蓄積すると、不均衡が生じ、振動や騒音が増加し、軸受(ベアリング)やモーターの寿命が短くなる
  • ポンプのインペラー(羽根車)がスケールや異物で詰まると、キャビテーション(気泡の発生)を引き起こし、ポンプの損傷につながる

2. 風水力機器洗浄のメンテナンス時期を決定する要因

風水力機器の洗浄メンテナンスの時期は、設備の使用状況・環境・異常の有無 によって異なります。以下の要因をもとに、適切な洗浄スケジュールを設定することが重要です。


① 使用頻度と運転時間

  • 24時間稼働の機器(工場・発電所・化学プラントなど)
     ➡ 1~3ヶ月ごとに洗浄・点検(汚れの蓄積が早いため)
  • 断続的な運用の機器(季節稼働の冷却装置など)
     ➡ 半年~1年ごとに洗浄・点検

② 設置環境(汚れの発生しやすさ)

粉塵や油煙が多い環境(製鉄所・食品工場・セメント工場)
 ➡ 1ヶ月ごとに洗浄・点検(ブロワー・フィルター・ダクトの清掃が必要)
清潔な環境(クリーンルーム・精密機器工場)
 ➡ 3~6ヶ月ごとに洗浄(フィルター交換が主)


③ エネルギー消費・性能の変化

風量・圧力・流量の低下が見られた場合
 ➡ 即時洗浄を実施(エネルギー効率が悪化する前に対処)
モーター電流値が上昇した場合
 ➡ 異常負荷がかかっている可能性があり、洗浄+点検を実施


④ 振動・騒音の増加

ファン・ブロワーの振動が大きくなった場合
 ➡ 羽根のバランスが崩れている可能性があり、洗浄+バランス調整を実施
ポンプ・コンプレッサーから異音が発生した場合
 ➡ 内部部品の摩耗やスケール詰まりの可能性があり、分解洗浄を検討


3. 風水力機器の具体的な洗浄方法

① ブロワー・ファンの洗浄

エアブロー(圧縮空気による清掃)
ドライアイスブラスト(油汚れ・粉塵の除去)
アルカリ洗浄(頑固な油汚れを分解)


② ポンプの洗浄

化学洗浄(スケール・サビの除去)
超音波洗浄(微細な汚れの除去)
高圧水洗浄(配管内の異物除去)


③ コンプレッサー・タービンの洗浄

溶剤洗浄(油分・炭化物の除去)
熱交換器洗浄(スケール・異物詰まり対策)
オイルフィルター交換(異物混入を防止)


4. 風水力機器を長持ちさせるための管理ポイント

定期的なメンテナンス計画を策定し、予防保全を実施
エネルギー消費量をモニタリングし、異常時に迅速対応
振動・騒音データを記録し、傾向分析を行う
適切な洗浄方法を選定し、設備の寿命を延ばす
フィルター・パッキン・オイルの交換を計画的に実施


5. まとめ:適切な洗浄とメンテナンスで風水力機器の寿命を延ばそう!

風水力機器の洗浄とメンテナンスを適切に実施することで、性能の維持・エネルギー効率の向上・機器寿命の延長 を実現できます。

汚れの発生しやすい環境では、1~3ヶ月ごとに清掃・点検を実施
風量・圧力・振動の変化があれば、即時洗浄を行う
適切な洗浄方法を選び、機器の損傷を防ぐ

定期的な洗浄と管理を徹底し、設備の安定稼働とコスト削減を両立させましょう!

 

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